はじめに:オーストラリアでワーホリ中の税金
こんにちわ、maruöです。
オーストラリアでワーキングホリデー(ワーホリ)をすると、多くの新しい経験ができますが、税金の払い方もその一つです。
この国で働くと、オーストラリアの税制に従って税金を支払う必要があります。簡単なルールから、もらったお給料からどのくらい税金が引かれるのか、そして税金を払いすぎた場合どうすればいいのかを説明します。
注意
本記事はあくまでも、私の調べたところによる情報であるため、正確な情報は会計士などに確認することをお勧めします。
オーストラリアのワーホリ税金の基本
ワーキングホリデーメーカーの税率
オーストラリアでは、ワーキングホリデーの人は特別な税率が適用されます。
所得税の非課税の枠はなく、全ての収入に対して、課税の対象になります。
以下のように、総所得の価格によって、税率が変わります。
つまり、$45,000までは15%の課税、それを超える分は32.5%の課税のように、上乗せされた金額に応じて課税のパーセントが変わってきます。
Taxable income 税金の対象となる収入 | Tax on this income 収入に対する税率 |
0〜$45,000 | 15% |
$45,001〜$120,000 | 32.5% |
$120,001〜$180,000 | 37.0% |
$180,001 以上 | 45% |
例えば、①年収が$60,000の場合
$45,000(15%の課税)+$15,000(32.5%の課税)
$45,000までは15%の課税で、$45,000を超えた分は32.5%の課税。
年収のパーセンテージが違う場合、全体がその%になるわけではないです。金額に応じて、それぞれの価格帯で%が別れます。
Tax File Number (TFN)の取得
オーストラリアで働くためには、Tax File Number(TFN)を取得する必要があります。これは、税金を納めるための個人識別番号です。
働く場合、キャッシュ(現金)でお給料をもらう仕事以外は必ず必要となってきます。
年収はどこからどこまでの期間でカウントするの?
会計年度は、7月1日から翌年の6月30日までを指します。
税金を払いすぎた場合は?
オーストラリアの税金は、1年の終わり(6月30日)に確定します。そして、払いすぎていた税金をもらえたり、税を追加で納める必要がある場合は、タックスリターンの際に調整されます。
もし税金を払いすぎていた場合、Australian Taxation Office(ATO)に税金の申告を行うことで、過払い分が還付されることがあります。
逆に、収入に応じた所得税を支払いしていなければ、追加で納税する必要があります。
成功のためのコツ:税金申告の準備
税金申告の際には、1年間の収入や支払った税金に関する記録を整理しておくことが重要です。
また、可能な税金控除をフルに活用するために、仕事関連の支出も記録しておきましょう。
まとめ:ワーホリでの税金に賢く対処しよう
オーストラリアでのワーキングホリデーは、税金の支払いも含め、貴重な経験となります。
私も、最近まで、タックスのことをあまり理解しておらず、勉強中です。
TFNの取得、正確な税金の申告、そして必要な場合は税金還付の申請を通じて、オーストラリアでの滞在をさらに充実させましょう。
maruö