こんにちわ、maruoです😀
私は現在27歳で、2022年3月からワーキングホリデービザで、オーストラリアのシドニーに来ました。現在はセカンドビザを取得するために、クイーンズランド州に滞在しています。今はカフェでアルバイトをしています。
今回のテーマはオーストラリアでの仕事探しについてです。
オーストラリアは留学中に働くことができる国の一つです。オーストラリアにはさまざまな職種があります。レストランなどの接客業での求人が多いので、日本人を含めた留学性は海外留学生は飲食店で働いていることが多いです。
この記事を読めばこれが分かる
・オーストラリアの最低賃金
・雇用形態オーストラリアでの仕事の探し方
・仕事を探す前の準備
・仕事探し〜仕事開始までの流れ
私自身は2022年の6月初旬からクイーンズランドの現地で仕事を探し始めて、6月中旬に無事に仕事が決まりました!初の仕事探しだったので、分からないことやこれは失敗だったなと思うことがたくさんありました…!
これからオーストラリアで仕事を探そうと思っている方、今後留学を考えていて現地で仕事をすることに興味がある方へ、参考になれば幸いです。
では早速みていきましょう。
オーストラリアの最低賃金・雇用形態
最低賃金
オーストラリアの最低賃金はは、平均的に日本よりもオーストラリアの方がかなり良い傾向にあります!
オーストラリアの最低賃金
- 時給20.33豪ドル(約1,900円)、週給772.60豪ドル(約7万2000円)
- フルタイム(週38時間)A$772.60(約57,945円)
時給は年々上がる傾向にあります。毎年7月1日に、物価の変動に応じて改定される予定です。
※最低賃金は業種などによって異なります。
雇用形態
続いて雇用形態についてです。
雇用形態は「フルタイム」「パートタイム」「カジュアル」に分かれます。
フルタイム | ・週38時間の勤務が保証されている勤務形態 ・有給休暇などの保証も認められている。 |
パートタイム | ・パートタイムはフルタイムのように週38時間の勤務の保証はない。 ・1日の勤務時間は最低3時間となります。 ・週38時間勤務した場合は、フルタイムと同様に有給休暇などの権利を得ることができる。 |
カジュアル | ・フルタイムやパートタイムと違い、勤務時間の保証や有給休暇や祝祭日の給与等を受けることはできない。 ・カジュアルの最低賃金は他の雇用形態の賃金よりも25%ほど高く設定されている。 |
ワーキングホリデービザで留学している方
同一の雇用主の元では最長6か月までしか働くことができないです。フルタイムでの雇用形態でも働くことができますが、ビザの制約条件を考慮されて、パートタイムやカジュアルでの雇用がほとんどです。
学生ビザで留学している場合
留学生は週に20時間(2週間で40時間)までしか働くことができないため、フルタイムでの雇用は難しい。そのため、パートタイムやカジュアルで雇用されることがほとんどです。
①仕事を探す前の準備
お仕事を探す前の準備として用意するものが以下となります。
①履歴書(レジュメ)
ほとんどの仕事先で履歴書が必要です。履歴書はパソコンで作成しましょう。
ジャパニーズレストランでの面接であっても履歴書は英文履歴書が多いと思いますが、場所によっては日本語の履歴書を求められる場合もあるかもしれません。
②TFN(タックスファイルナンバー)
TFN=Tax File Numberとはオーストラリアの納税者番号のことです。オーストラリアで働くためにはTFNを登録する必要があります。
【申請方法】
ATOと呼ばれるオーストラリア・タックスオフィスという税務署で取得することができます
インターネットを通してオンラインで申請する方法や、申請用の専門書類に手書きで記入の上ATOオフィスから申請、郵送での申請も可能です。
TFNは申請後4週間以内に発行され、申請時に登録した住所宛に書類が郵送されます。
TFNは雇用主や職場が変わっても、申請のし直しや複数申請を必要はありません。
③銀行口座
口座振込の仕事をする場合、銀行の口座が必要となります。仕事によっては直接手渡しで給料が渡されるところもあります。
私はCommonwealth銀行の口座を開設しました。オーストラリアの銀行カードにはだいたいのものがDebit機能がついています。銀行のカード1枚で買い物ができるのは便利ですよね。
④Superannuation(スーパーアニュエーション)
スーパーアニュエーションは日本で言うところの年金のことです。
カジュアルの場合は、スーパーアニュエーションが必要でないこともあります。
⑤RSA(アルコールを提供する仕事をする場合に必要です)
お酒を提供するお店に関しては、RSA(Responsible Service of Alcohol)の資格が必要となりますので、事前に講習を受け、証明書を発行してもらう必要があります。
RSAはその州だけのものやオーストラリア全土で使えるものなど種類があります。州によって金額も異なりますので確認しておきましょう。
私の場合は、オンライン上で取得しました。
私は仕事を探す前からカフェやレストランで働きたかったので、仕事を申し込む前にクイーンズランドのRSAを取得しました。
最終テストは実演の動画を撮って送る必要がありました。🤣
これが大変でした。内容としては、酔っ払いのお客さんに対して、接客側がどのような対応をすべきかという内容でした。私にとってはかなり難しかったので、実際にテストに通った方のユーチューブを参考にスクリプトを作って、4つの動画を撮り提出しました。4つの動画のうち2つは撮り直しが必要でしたが、2回目で合格することができました!
⑤Cove letter(カバーレター)
カバーレターは、自分の経歴を簡単に記述した英語の紹介文のことです。必須ではないですが、レジュメをメールで送付する際にカバーレターを一緒に添付することがありますので、準備しておくとよいでしょう。
レストランなどでは必須ではないところが多いです。
Aged carer としての仕事を応募する際には必要なことが多かったです。
②仕事を探そう
続いて仕事の探し方についてご紹介します。
私の場合は、②直接お店に連絡と③友人の紹介で仕事を探しました。
また、応募してもすぐに連絡が来る場合と3日後に連絡が来るという場合があります。気長に待つようにしましょう。また、1つの場所だけでなく、たくさんの職場へ連絡することをおすすめします。
仕事の探し方 ①求人サイトの利用
日本の職歴や資格でもいいので、Resume(履歴書)、Cover Letter(自己紹介を書いたもの)を用意して、自分のアカウントに保存しておくと便利です。
それぞれのサイトの応募方法に従って、応募していきましょう。(お問い合せフォーム、メールや電話など)メールであれば、Resumeを添付しておくとよいでしょう。
また、雇用形態や仕事内容など募集要項をしっかり読んで自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
以下がオーストラリアでよく使われる求人サイトです。
ローカルのジョブサイト
日系のジョブサイト
日豪プレス(全ての都市)
Cheers (シドニー)
Dengon Net(メルボルン)
GO豪メルボルン(メルボルン)
GO豪アデレード(アデレード)
スタッフ・ソリューションズ(オーストラリア全土、オフィスはシドニーとメルボルン)
仕事の探し方 ②企業に直接レジュメを渡しに行く・連絡する
・直接、企業にレジュメを渡しにいきましょう。
・企業のウェブサイト・お店のメールアドレス宛にメッセージを送る
・電話してみる
実際にお店に出向き、仕事を探していることをお話しして履歴書を手渡しする方法です。
メッセージや電話で確認してみるのもいいと思います!
私自身は自分が仕事を探したいと思っているエリアを実際に歩いて、良い感じの場所をグーグルマップにお気に入りをしておき、自宅に帰ってからお店のホームページを確認して応募してみました。
トータル約30件くらいメールやホームページから問い合わせたと思いますが、まだ少ない方です。友達は100件と行っていました。オーストラリアでは質よりも量ですね。笑
仕事の探し方 ③友人や知人、ホステルでの紹介
友人や知人の紹介してもらうのも一つの手段です。紹介であれば、より確実に面接への機会が増えるのではないかと思います。
また、ホステルなどで紹介していることもありますので、宿泊機会があれば尋ねてみましょう。ホステルは仕事を探しているバックパッカーの方が集まるため、ホステルで良い情報を得ることができる可能性もありますね!
私は友人の紹介で介護の仕事を見つけました!
私が数日間宿泊していたホステルでは、仕事を探している人には紹介してもらえるシステムがありました。ホステルで働いているお姉さんが「もしよかったら仕事を紹介するから気軽に言ってね!もしくはこのホステルも募集してるよ!😄」と言ってくれました!実際にそのホステルで働くというのも一つの手段ですね。
私はホステルでできた中国人の友人のおすすめで、実際にカフェの面接を受けました。その友人は以前そこで働いていたため、私に働くにはおすすめ!と教えてくれたので、その日の夜にすぐに応募のメールを送りました!結局そこでは働きませんでしたが、友人からの口コミが良いというのは安心ですよね。
③応募先からの連絡が来る、面接日程調整
応募先から返事が返ってきたら、次の段階ですね。
私の場合は、30件ほど連絡をして、応募先からメールで8件の返事がありました。これはまだ良い方だと友達は言っていました。オーストラリアは思った以上に返信が返ってきませんが、これが普通だそうですね。質よりも量を意識してトライしていかないといけないのだと実感しました。
応募先からの返事の内容としては以下の通りでした。
・面接の日程調整の連絡
・実際にどんな内容の仕事を希望しているか?
・Resume(履歴書)をメールで送って欲しい。
・今は募集はしていない…
などと連絡がきました。
④面接
そしていよいよ面接ですね。最初は緊張しますよね。
面接はスムーズに早く話そうとするよりも、落ち着いてゆっくりハキハキとした英語で話す方が良いです。無理に難しい表現を使う必要はありません。
仕事が決まるまで、合計4つの場所(レストランやカフェ)での面接を受けました。全て10分程度で終わったと思います。面接官が皆さんフレンドリーでかしこまった感じではなく、おしゃべりといった感じでした。
面接時の持ち物
念のため、面接の際はResumeを印刷して持っていきました。ジャパニーズレストランでの面接であっても履歴書は英文履歴書を持参しましょう。
レジュメを印刷する際は、USBにPDFデータを入れて、図書館で印刷しました。officeworksで印刷することも可能です!
他には、筆記用具とメモ帳を持参しました。やる気も必須です!笑
事前準備
事前準備として、私は聞かれるような内容を英語でパッと話せる自信がなかったので、あらかじめ準備をしていきました。聞かれた内容は以下の通りになるので、もしよければご参考ください。
また、面接前に応募先のホームページをみておくと良いでしょう。
面接で話した内容
場所によっても聞かれる内容は異なるとは思いますが、私が聞かれた内容としては、
・簡単に自己紹介してください。
・いつオーストラリアに来たの?
・なんでこの都市に来たのか?どんな理由でオーストラリアに来たの?今後どれくらいオーストラリアにいる予定ですか?
・今までにどんな仕事の経験がある?日本ではどんな仕事をしていたか?
・この職場ではどんな仕事をしたいか?
・今後オーストラリアでは何をしたいか?
・あなたの強みはなんですか?
・どれくらいの頻度で働ける?どのような雇用形態が希望か?何時間働きたいか?
・休日は何している?
・トライアルしてみますか?
・他に質問ありますか?
私の場合は「時給はどれくらいか?」「週に何回働けて、何時間勤務になるか?」「具体的な仕事内容」を質問しました。
トライアルがある場合は、必要なものや服装の指定や持ち物を尋ねておきましょう。
面接中に気をつけること
日本の面接と同様に、「笑顔・目線・姿勢・挨拶」が大切だと思います。
・第一印象はとても大切だと思うので、最初と最後にあいさつをしっかりしたり、感謝の気持ちを伝えるように意識しましょう。
・面接時はアイコンタクトを意識しましょう。海外では目と目をみて話すのがとても大事です。
・相手の話をよく聞いて、相手の話を遮らないようにする。
・聞き取れなかったことは曖昧にせず、しっかりと確認するようにしましょう。
⑤トライアル
履歴書が通ると多くの店ではトライアルが実施されます。
トライアルとは、実際にそのお店でお試しとして働いてみることです。お店側と本人が働けるかどうかを確認するシステムですね。ただ怖いのが、トライアルが実施されるからと言って正規で雇用が決まるわけではないです。私も3回トライアルを実施しましたが、2つの場所では落とされています…。
お店にもよりますが、トライアルの時間は2〜3時間のところが多いです。もちろん給料は発生しません。
トライアルが通る基準は、その店のオーナーさんが考える基準です。つまりそのお店で働いているスタッフが受かる基準となります。当日は他のスタッフがどのような動きをしているかをみて、お店の雰囲気やスタッフに自分を合わせるように意識しましょう
トライアルで心がけたこと
・事前に、お店のメニューなどは事前に目を通しておく
メニューを把握しておくことで、より自信が持てるはずです。意欲的な印象を与えます!
・接客フレーズを練習しておく
・メモとペンを持っておく
・当日は集合時間より少し早めに着くように心がけましょう。
10分くらい前に着いて、店内の様子や雰囲気を確認しましょう。
・笑顔とあいさつはしっかりと行う!声は大きくハキハキと。
・積極的にできることを取り組む。
何もわからないのは当たり前なので、目の前の仕事を積極的に取り組んでいきましょう。何をしたらいいかわからなければ、「何か今できることはないですか?」と他のスタッフに尋ねましょう。
・トライアルの後に、私はいつもお礼のメールを一本するようにしていました😄
⑥採用決定
面接やトライアルに合格すれば無事に採用となります!面接後やトライアル後にすぐに採用の場合もあれば、1周間以上空いて連絡が来る場合もあります。
私の場合は、3つの場所で仕事のお試し(トライアル)を実施して、そのうちの一件での採用が決まりました!
まとめ
今回の記事では、「仕事はどうやって探せばいい?オーストラリアでのアルバイト探しの方法と流れをご紹介!」と題して書いていきました。
私自身は初めての仕事探しで、日本と違う点もあり最初は不安いっぱいでした。面接の連絡が来るまでは本当にドキドキです。
面接では、回数をこなしていくと、完璧ではないですが少しずつ言いたいことが言えるようになってきました。少しずつ自分の成長を感じています。笑 なんでも経験が大切ですね。
異国の土地で働くことは不安でいっぱいだとはありますが、確実によい経験となると思います。
この記事を読んで、何か仕事探しのヒントになれば幸いと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
maruo