こんにちわ、maruöです。
私は現在オーストラリアにワーホリで滞在しています。
今回の記事では、英語能力試験の「PTE」についてご紹介していきます。
現在私も、今後のビザのために、勉強している最中です。そのため、自分のメモがわりとして、まとめてみました。🤭
それでは早速見ていきましょう。
PTEとは
PTEはPearson Test of English Academicの略。
2009年から始まり、比較的新しい試験です。TOEFLやIELTSのように世界的に認められている英語試験です。
主な試験の目的
ビザの取得や専門学校・大学入学のための英語力を証明するための試験。
PTEはオーストラリアやニュージランドで、VISAの申請時の証明として受け入れられている。
受験資格
年齢が16歳以上で、母国語が英語以外の人です。
日本ではまだ認知度が低く、日本語版のテキストはまだ少ないようです。
PTEの種類
PTE Academic
・アカデミック英語を測るため、受験日が多く、ほぼ毎日テストセンターで受験することができる。
・一般的にPTEというとPTE Academicを指していることが多いです。
PTE General
・こちらも就学や就業時に提出する英語試験として使用されることがあります。
・一般英語能力を測るための試験です。
・PTEよりも受験日が少なく、年に3回ほど
PTEとIELTSの比較
試験料金
PTE AUD $410.00
IELTS AUD$410.00
価格は同じです。
結果が出るまでの期間・試験日
結果が出るまでの期間
PTE ; 1−5日
IELTs ; 2週間
試験日
PTE ; 360日以上/年
IELTs ;ペーパーベースの場合1日/週
PTEは結果が早くでて、気軽に受けられる。
ほぼ毎日試験が行われているため、忙しい人でも前日に申し込めば次の日にはもう試験が受けれらます。
試験時間もIELTSが半日かかるのに対して、PTEは約2時間半です。
結果も早くて1日、遅くて5日で届きます。
PTEは結果が詳しく分かる
IELTSの場合、4技能のスコアしかわかりませんが、PTEの場合はその中でもどの問題で点を取れていたか(または取れていなかったか)が分かり、自分の苦手分野への対策が立てられます。
試験時間
IELTs ; 半日
PTE ; 2時間半程度
試験が早く終わるのはPTEです。
測定技能
PTE ; 4技能(リーディング、スピーキング、ライティング、リスニング)
IELTs ; 4技能(リーディング、スピーキング、ライティング、リスニング)
試験方法
PTE ; コンピュータベース
IELTs ; ペーパーベース、コンピュータ
PTE
・全てパソコンに打ち込む形式。
・タイピングが早い人や手書きが苦手な人はPTEの方が向いているかも。
採点方法
IELTsの採点は人間が行うのに対して、PTEの採点はコンピュータが行います。
IELTsのspeaking
・ネイティブスピーカーに質問されて、答えることで、試験管が採点を行う。
・人間が採点を行っているIELTSの方が、より柔軟な採点となる。
PTEのspeaking
・決まった秒数の間に読み上げたり、話したりする必要あり。
・PTEはスピーキングの発音に重きを置いている試験。話すイントネーションやトーンがとても重要。
・AIが採点を行っているため、声の高低も重要。発音が上手く、流暢に読んだり、話したりできる人は向いている。
ただ、PTEは3秒間、声を録音する際に遅れをとった場合にはその質問は0点となってしまいます。
採点に関して
IELTSは単語の中の一文字でも間違っていたら点がもらえないこともありますが、PTEは文法や綴りに関してはそこまで厳しくありません。
時間制限
PTEは、一つの質問につきカウントダウンがある。
IELTsは自分のペースで60分間のうちにライティングやリーディングの質問に回答できる。
PTEは限られた短い時間の中で質問を解いていくのにプレッシャーを感じるかも。
PTEの内容とは?
PTEは3つのパートに分かれます。
1.スピーキング・ライティング
2.リーディング
3.ライティング
それぞれの内容を見ていきましょう。
Part 1: スピーキング・ライティング(77~93分)
〈スピーキング〉
自己紹介 ; PTEの試験機器に慣れるためのセクション。
朗読 ; 画面に出題される文章を音読。
文のリピート ;音声で聞いた文章を復唱。
図の説明 ;画面に出題される画像について詳しく説明。
講義内容の説明 ;講義を音声で聞くか、動画で見た後にその内容を要約
短文解答 ;質問を聞いた後に、簡単に回答
〈ライティング〉
要約 ;画面に書かれた文章を読み、その要約を一文で書く。
エッセイ ;出題されたトピックについて書く。
PTEは読み上げや要約など意見や考えなどを問われる場面が少ない。しかし、約90分のうちにこれだけの問題をこなして、さら20分という短い時間でエッセイなどを書く必要があります。
ただ、PTEはスピーキングやライティングには決まったテンプレートがあると言われています。そのため、試験対策をしっかりとしていれば点数は取れるはずです!
Part 2: リーディング(32~41分)
リーディング
空所補充 ;空欄を含む文章が出題されるので、選択肢から当てはまるものを選ぶ
選択問題 ;文章を読んだ後に問題が出題されて、複数の答えを選択肢から選ぶ
段落の並び替え ;正しい順序に直す
空所補充 ;空欄に当てはまる言葉を選択。
選択問題 ;文章と質問が出題され、当てはまる答えを選ぶ。
リーディングは、一般的にIELTSと同じく難しいと言われています。
Part 3: リスニング(45~57分)
リスニング
話された内容の要約 ;音声を聞き、その要約をする
選択問題 ;音声を聞いて、その内容に関する問題が出題される。
空所補充 ;音声を聞いたあと、画面の空欄に当てはまる言葉を選択。
正しい要約の選択;音声を聞いたあと、要約として当てはまるものを選ぶ
選択問題 ;音声を聞いたあと、要約として当てはまるものを選ぶ
聞き取り(選択式);音声を聞いたあと、当てはまる言葉を選ぶ
間違い探し ;音声のスクリプトが表示され、音声とスクリプトで異なる部分を回答する。
聞き取り(記述式);音声を聞いたあと、その文章をそのまま入力。
IELTSとの違い
リスニングにも要約する問題があります。その場合文をタイプしなければなりません。また聞き取り(ディクテーション)があるのもIELTSと違うところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、PTEのテストについて簡単にまとめてみました。
では、また。
maruö