介護職でオーストラリアの永住権を目指す方法。DAMA?Aged Care Industry Labour Agreementとは?

介護の仕事
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はじめに:オーストラリアで介護職として働く魅力

こんにちわ、maruöです。

maruö

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もうすぐ30歳の日本人。
2022年3月〜ワーホリでオーストラリアへ
現在はQLDでのんびり健康ライフ。仕事は介護の仕事。オーストラリアの永住権目指してがんばってるとこ。
日本では5年間看護師経験あり。
ブログではオーストラリア生活でのこと、ビザのこと、健康系を発信してく予定。
興味のあること: DIY、モノづくり、ウクレレ、カメラ、健康オタク
・Instagram @maruo.11maruo
・X @maruo137137

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現在オーストラリアでは、なんと介護職でも永住権を目指すことが可能となったようです。嬉しいニュースですよね。DAMAやAged Care Industry Labour Agreementを利用して482というビザが申請可能だとか。まだまだビザの発給は限られた施設のみのようですが・・・😭

今回の記事では、実際にオーストラリアで介護の仕事で永住権をとる方法について解説してきます。

オーストラリアは高齢化が進んでおり、介護職の需要が年々高まっています。お給料も介護関連の仕事では、値上がりしています。今後、オーストラリアで介護職で永住権を取れる人が増えてくことを本当に祈ってきたいです。

maruö
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私はワーホリ3年目で、Aged careで介護の仕事をして働いています。そして、実際に永住権を目指しているところです・・・!

介護の仕事でオーストラリアで永住権取得の道

介護の仕事で永住権をとるためには、DAMAAged Care Industry Labour Agreementにスポンサーである介護施設が登録される必要があります。

スポンサーしてくれる会社がこれらの労働契約に登録された段階で、ビザを申請することができます。

DAMAとは? 特定の地域限定の契約

そもそもDAMAって何?って感じですよね。

DAMA(Designated Area Migration Agreement)とは、特定地域の労働力不足を補うための合意のことをさします。政府と人手が足りてない地方自治体と雇用主との間に交わされている契約のことです。これにより、介護職を含む特定の職種で外国人労働者が働くことが可能になります。

  • 指定された地域のみ。
  • 介護職以外でも、さまざまな職業に対応。
  • 地域によって条件が異なる(現在DAMAの職業リストに入れている地方自治体は12ある)

申請条件

申請条件は、地域によって異なるのでご注意くださいね。

例として、北QLD一部地域の場合(ケアンズなど))の条件は以下の通りです。

例 ケアンズのDAMAの条件

  • 年収条件 TSMITの90%(TSMITは$70,000)
  • 関連学位 Certificate Ⅲ or Ⅳ
  • 就労歴 1年(週20時間以上)
  • ENSを申請するために働く必要がある期間 2年(フルタイム)
  • 英語の条件
    • TSS ;IELTs 5.0以上(オーバーオール)
    • ENS ;IELTs 6.0以上(オーバーオール)
  • ビザの期間 4年
  • 年齢制限
    • TSS ;なし
    • ENS ;55歳未満

Aged Care Industry Labour Agreementとは?

つづいて、Aged Care Industry Labour Agreementは、介護産業に特化した労働協定です。この合意を通じて、介護施設は特定の条件下で外国人介護職員を雇用し、彼らが永住権を取得する道を支援できます。

都市部や国内にいくつか介護施設を持つような大きな施設が登録されていることが多いです。

以下の職業が申請可能です。

  • Nursing Support Worker
  • Personal Care Assistant
  • Aged or Disabled Carer

申請条件

  • エリアはオーストラリア全土のどこでも。
  • 年収条件 $51,222
  • 関連学位 CertificateⅢ or Ⅳ
  • 就労歴 なくても良い。(ただし、ビザ申請時にはフルタイムで雇用されている必要がある)
  • ENSを申請するために働く必要がある期間 2年(フルタイム)
  • 英語の条件
    • TSS ;IELTs 5.0以上(オーバーオール) Speaking, Listening は5以上、Reading, writing は4.5以上
    • ENS ;IELTs 5.5以上(オーバーオール)
  • ビザの期間 4年
  • 年齢制限
    • TSS ;なし
    • ENS ;45歳未満

永住権取得のための7つのステップ

  1. 資格と経験の取得しよう
    オーストラリアの介護職では、通常、Certificate III in Individual Supportなどの資格が求められます。
    介護の資格の取り方についてはこちらの記事をご参考ください。
  2. スポンサーしてくれるAged care Centre で働く 
    ・DAMAの場合は、週20時間以上を1年以上働くことが条件です。
    DAMAの場合は、現地での実務経験が重要となります。

    ・Aged Care Industry Labour Agreementの場合は,就労経験は問われません。
  3. IELTsのスコアを獲得する
     TSSのビザの申請条件として、IELTsスコア5.0以上が必要となります。
    私の場合は、PTEの試験を受けて、必要なスコアを獲得しました。
     PTEに関しては以下の記事を参考ください。
     PTEの勉強方法についてはこちらの記事をご参考ください。
  4. 雇用主スポンサービザ(TSS)を申請する 
    条件が揃えば、TSSビザを申請します。
  5. 雇用主のもとで2年間働く。(フルタイム)
  6. IELTsのスコアを取得 
    永住権のIELTsスコア基準はTSSビザよりも高い基準となっています。
    ・DAMAの場合 IELTs6.0以上が必要
    ・Aged Care Industry Labour Agreementの場合 IELTs5.5以上が必要
  7. そしていよいよ、永住権の申請、永住権GET! 
    一定期間、介護職として働いた後、Employer Nomination Scheme visa (subclass 186)などを通じて永住権を申請することができます。 ENSビザがおりたら、永住権獲得したということになります。雇用主のもとで働き続ける必要はありません。

まとめ:介護職を通じたオーストラリアでの新たなスタート

オーストラリアで介護職として働くことは、地域社会への貢献だけでなく、自身のキャリアと将来に対する投資でもあります。

DAMAやAged Care Industry Labour Agreementを活用することで、永住権取得に繋がります。ただ、まだまだスポンサーをしてくれる企業は国内にも少ないようで、狭き門です。今後、スポンサーしてくれる企業がどんどん増えていくことを祈ります。

そして、どうか私にもビザの神様が降りてきますように。笑

maruö

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